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故人

あさぎり夕漫画家の死因は?顏・年齢や結婚、作品などプロフィール

かつて少女漫画誌「なかよし」で大人気だった漫画家、
あさぎり夕先生。

今現在どうされているのか?

なんて考えていた矢先・・・

2018年10月27日にお亡くなりになった、
ということが分かりました。

これには若い頃、
あさぎり夕先生の漫画を読んでいた筆者としても、
ショックでしたが・・・

哀悼の意味を込めて、
今回はあさぎり夕先生のことについて調べてみました。

(主な内容)

  • あさぎり夕、亡くなった原因は?
  • あさぎり夕 プロフィール
  • あさぎり夕の作品
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あさぎり夕、亡くなった原因は?

さくらももこ先生や国友やすゆき先生など、
筆者が好きな漫画家先生が相次いで亡くなった2018年ですが、

今回はあさぎり夕先生が亡くなったという話を聞いて、
本当に残念ですね・・・

あさぎり夕先生のHPによると、

平成30年10月27日。
重い肺炎によってお亡くなりになったとのこと。

そしてお亡くなりになった時の年齢が62歳、
とのことですが、

今のこの時代まだ現役で活動できる年齢だけあって、
肺炎から回復できず亡くなったことは、

本当に残念で悲しいニュースです。

 

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あさぎり夕 プロフィール

あさぎり夕 プロフィール
ペンネーム あさぎり夕
本名 高野 夕里子
生年月日 1956年7月21日
※2018年10月27日 没
血液型 O型
学歴  ―
出身 東京都
デビュー作 光めざして飛んでいけ
(1976年「なかよし増刊号」)
主な作品 ◇主な漫画作品のみを掲載

  • 遠い夢の中へ・・・
    (デビュー前の作品)
  • 光めざして飛んでいけ
  • 赤い風船にさようなら
  • サラマンダー
  • 鐘よ!緑なす大地に
  • 黒いけもの
  • 渡り鳥のように
  • 白い影のリーナ
  • 悲しみ色のリン
  • 魔法の国は危険がいっぱい
  • 絵本の中のジョゼ
  • ちょっぴり危険なラブ講座
  • 青い宇宙のルナ
    (1978「なかよし増刊号」)
  • 放課後のららばい
  • 妖精組曲 銀の森の伝説
  • 花詩集 こでまりによせて
    (1979「なかよし」)
  • カリフォルニア ブルー
  • わたしの恋は星まかせ
    (1980「なかよし」)
  • 初恋かくれんぼ
  • きらら星の大予言
    (1980-1981「なかよし」)
    ※原作:水木杏子
  • Aでクラクラ とんでも騎士(ナイト)!
  • あいつがHERO!
    (1981-1982「なかよしデラックス」)
  • こっちむいてラブ!
    (1982-1983「なかよし」)
  • あしたからのHERO
    (1984「なかよしデラックス」)
  • アップルどりいむ
    (1984-1985「なかよし」)
  • あこがれ冒険者
    (1985-1986「なかよし」)
  • なな色マジック
    (1986-1988「なかよし」)
  • 愛しのウルフボーイ
    (1987「なかよしデラックス」)
  • スローガール スーパーボーイ
    (1987「なかよし」)
  • アイ・Boy
    (1988-1990「なかよし」)
  • 卒業写真
    (1988「なかよしデラックス」)
  • ミンミン!
    (「なかよし」)
  • コンなパニック
    (1991-1992「なかよし」)
  • ひまわり日記
    (1991「なかよし」)
  • アリスの時間
    (1991-1992「なかよしデラックス」)
  • 女の子の不・思・議
    (1989「少女フレンド」)
  • 女の子の胸・さ・わ・ぎ
    (1990「少女フレンド」)
  • 女の子のホ・ン・キ
    (1990「少女フレンド」)
  • 11月の恋桜
    (1990「少女フレンド」)
  • 紅伝説
    (1991-1992「少女フレンド」)
  • キャッシュな関係
    (1992-1993「少女フレンド」)
  • 艶姿包丁仁義
    (1993「mimi」)
  • あこがれ狩人(ハンター)
  • 迷宮恋歌
    (1993「別冊少女コミック」)
  • お姉さんの事情
    (「別冊フレンド」)
  • 夢であえたら
    (1994「月刊少女フレンド」)
  • イブのすべて
    (1994「別冊少女コミック」)
  • 殿様はFカップがお好き?
    (1994「別冊少女コミック」)
  • それはキスからはじまった!
    (1994「別冊フレンド」)
  • 君は愛を歌う
    (1994「別冊フレンド」)
  • B.B.天国
    (1995「別冊フレンド」)
  • 制服の胸に
    (1995「月刊少女フレンド」)
  • 唇からメロディ
    (2004「ザ・マーガレット」)
  • 好きの鼓動
    (2005「ザ・マーガレット」)

※少年漫画

  • ミッドナイトパンサー
    (1994-1997 「月刊コミックNORA」)
    ※名義:朝霧夕

※BL漫画

  • ノックを3回
  • セカンド・ラブ
  • LONELY SOLDIER
  • 午後の異邦人
  • ラヴァーズ キス
  • 魅せられて
  • 瞳のホンネ
  • 瞳のギワク
受賞歴 【なな色マジック】
1987年:第11回講談社漫画賞 受賞
備考
  • 1994年より初のBL作品【僕達の始まり】を発表
  • 近年は不定期でコバルト文庫等などで小説の執筆や、「BE・BOY GOLD」にて剣解先生とコラボしていた
  • 結婚については情報なし

※2018年11月現在

まずはあさぎり夕先生の作品について、
公式HPやウィキペディアなどを参考にまとめてみましたが、

「なかよし」でデビューして以来、
実に多くの作品を手掛けていますよね!

筆者は初期の頃の、
「なかよし」時代の作品しか読んだことなかったのですが、

1990年頃から対象年齢を上げて、
「別冊フレンド」 や「別冊少女コミック」などで活躍され、

1994年頃からは少年漫画を描いたのち、
BL漫画を描かれるようになりました。

また漫画だけでなく、
小説も描いていたというあさぎり夕先生。

小説でも主にジャンルはBLということなので、

近年のあさぎり夕先生といえば、
BL作家というイメージが強いかもしれませんね。

 

さてあさぎり夕先生は、
小学年生の時に漫画家を目指すようになり、

中学から本格的に漫画の投稿を始めたそうです。

そしてあさぎり夕先生といえば筆者的には少女漫画でも、
「なかよし」のイメージが強いのですが、

投稿時代は「別冊マーガレット」の漫画スクールの常連、
ということなので、

これはちょっと意外な感じがしましたね。

また投稿時代からBL系の漫画も描いていたそうですが、
当時は・・・なかなか受け入れてもらえなかったようで、

こういったことから投稿する作品は路線変更して、
投稿してたそうですね。

その結果。

あさぎり夕先生は1976年に、
「第12回なかよし・少女フレンド新人漫画賞」に入賞し、

少女漫画家としてデビューしました。

デビュー後あさぎり夕先生は「なかよし」を中心に、
多くの読み切りや連載作品を発表されていたので、

筆者個人的には、
少女漫画家のイメージが強かったのですが、

後に「フレンド」などへ移行されたのち、
BL漫画・小説を描かれるようになったので、

読者にとって少女漫画家からのBL作家への転身に、
驚いた方も多いかと思います。

しかしながらあさぎり夕先生は、
元々は投稿時代からBL系の漫画を描かれていたということなので、

BL作家への転身はあさぎり夕先生にとって、
やっと描きたいものが描けるようになった時だったんでしょうね。

 

こうして漫画家としてそして小説家として、
長いこと第一線で活躍されてきましたが、

一時は「家族の事情」ということで、
7ヶ月ほど休養されていた時期もあったとのこと。

その家庭の事情についてですが、
あさぎり夕先生の2008年当時のブログを拝見すると、
ご高齢であるお母さんの持病に加え、
お父さんの入院もあったようなので、

ご両親の介護で大変だった時期なのかもしれません。

 

また近年のあさぎり夕先生は視力の低下から、
漫画家の活動はされておらず、

小説家としての活動が主となっており、

小説の挿絵についても、
剣解先生など他の方が担当されていました。

※コチラの作品は著・あさぎり夕先生で、
イラストは 剣 解先生の作品。
【赤ちゃん騒動記 ~Mr.シークレットフロア~】


赤ちゃん騒動記 Mr.シークレットフロア (B・BOY NOVELS) [ あさぎり夕 ]

 

しかし2018年1月が最後の更新となったブログによると、

あさぎり夕先生は体調を崩すことが多くなり、
特に目の調子が思わしくないことから、

仕事をセーブされていたみたいですね。

 

あさぎり夕の作品

それではあさぎり夕先生の作品を紹介します。

筆者は少女漫画時代しか読んだことないのですが(汗)、
その中でもこの作品が一番好きです^^

【なな色マジック】

なな色マジック なかよし60周年記念版 1 (KCDX)[本/雑誌] (コミックス) / あさぎり夕/著

この作品が掲載された当時、
チェッカーズや吉川晃司などが人気あった時代、
ということで、

出てくる男の子・一樹がモノマネで吉川晃司の「モニカ」を歌う、
といったシーンがあり、

当時学生だった筆者としても、
ここでかなりツボだった記憶がありますね♪

そして今回作品を紹介するにあたり、
ん十年ぶりに冒頭部分を拝見しましたが、

ちょっと読んだだけでも展開が気になって、
つい一気読みしたくなる面白さがあります。

その冒頭のあらすじですが、

主人公・奈々子は7月7日生まれで、
「7」をラッキーナンバーにしている中学生。

新学期で7組出席番号7番で、
いいことありそうな予感・・・

だったのですが、

人気者でお調子者の男子・一樹と、
何かと絡むようになり、

最初奈々子はとても頭が痛い思いをしていました。

そんな時、
一樹が大人気アイドル「相本友理」のファンだということを知った奈々子。

この「相本友理」・・・
なんと!奈々子の双子の姉で、
奈々子のコンプレックスの原因だったのです!?

ということで、

奈々子が一樹に惹かれていくものの、
双子の姉のアイドル・友理が恋の障害になってしまうのか?

この辺りの展開もドキドキしてしまいますが、

そしていつも友理の引き立て役だった奈々子にも、
表舞台に立つチャンスが訪れるというところでも、

奈々子を応援したくなりますよね。

 

ちなみにこの作品から、
あさぎり夕先生の描く男性がより一層カッコよくなった、
という印象があります・・・!?
(記憶違いだったらごめんなさい☆)

 

そして少女漫画時代からもうひとつ。

【アップルどりいむ】

アップルどりいむ1巻【電子書籍】[ あさぎり夕 ]

これも冒頭を読んで、
「あー懐かしい!」って思った作品ですね^^

主人公で漫画家志望のいつみ。

いつみにはカッコいい義理の兄・由紀がいますが、
他の男の子には興味がないのです。

しかし少女漫画を描くためには、
男の子の研究をしなくてはならない・・・という。

そんないつみに、
ステキな出会いが!?

いつみの初恋の相手になる彼との恋の行方は?

そして義理の兄には隠された秘密があるのですが、
それは一体?

少女漫画らしいドキドキが詰まった作品です^^

 

ということで、
筆者が特に思い出に残っている、
少女漫画家時代の作品を2つご紹介しましたが、

まだまだ書ききれないくらい、
あさぎり夕先生はステキな作品を沢山描かれていますので、

懐かしい作品から読んだことない作品まで、
読んでいきたいと思います。

そして・・・今まで、
素晴らしい作品をありがとうございました。

あさぎり夕先生のご冥福をお祈りいたします。

POSTED COMMENT

  1. ノン より:

    あさぎり先生は、アイBOYから始まり、少女漫画はひまわり日記しか所持はして居ませんが、BLに転向されてから漫画・小説は殆ど所持していました。最近は、途中からは電子書籍に移行したのですがずっと購入してました。全く情報を知らず訃報を聞いたのが今年になってからなので、とても悲しい気持ちになりました。
    小説のあとがきでもよく不調を訴えてらっしゃったので、天国で思う存分描いて頂けたらと思います

    • besuko より:

      ノン様
      遅くなって申し訳ございません。
      コメントありがとうございます!

      私は逆にBL時代の作品を知らないので実はBLに転向されていたことを知った時はビックリしました^^;
      でも本当に男の子を素敵に描かれる先生でしたよね^^

      なのでお亡くなりになったことは本当に残念ですが・・・
      ノンさんのおっしゃるように天国で好きな漫画を沢山描いて欲しいですね。

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