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服部昇大は日ペンの美子ちゃん6代目!性別や結婚などプロフィールについて調べてみた

雑誌の広告漫画で一番有名な漫画といえば?

おそらくある程度年齢が上の人なら、
特に馴染があるのではないでしょうか?

【日ペンの美子ちゃん】!

あらゆる悩みに対して、
日ペンという通信講座で字がキレイになったという「特技」を活かして、
問題を解決するといった漫画が、

かつて雑誌の広告に掲載されていましたよね。

実際は、
がくぶん総合教育センターがやっている、
「ボールペン習字通信講座」の広告なんですが、

漫画で広告を載せているため、

ついつい目に入ってしまった、
ということで見ていた人も少なくないと思いますし、

ここから、
「ボールペン習字」というものがあることを知りそして、

「この通信講座を受けるだけで本当に字がキレイになるにのかな」って、

スゴク興味を持った人も少なくないと思います。

・・・というか、
筆者自身がこの漫画を読むたび、
「ボールペン習字」のことが常に気になっていましたね(笑)

さてこの【日ペンの美子ちゃん】ですが、
しばらくの間雑誌の掲載から姿を消していましたが、

2017年1月より、
6代目【日ペンの美子ちゃん】として復活しており、

しかも2018年1月からはアニメCMが、
TOKYO MXを中心に放映が決定されているということで、

実は・・・今、
秘かに美子ちゃんが注目されていることを知りましたw

さてそんな6代目美子ちゃんを手掛けている漫画家先生は誰?
かというと、

服部昇大先生という方で、
もちろん漫画家!

・・・ということで、

一体どんな方なのか?

プロフィールや作品について、
チェックしてみましょう♪

(主な内容)

  • 服部昇大 プロフィール
    結婚はしているの?
  • 服部昇大はなぜ6代目美子ちゃんに抜擢されたのか?
    歴代の美子ちゃんは誰が描いていたの?
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服部昇大 プロフィール

服部昇大 プロフィール 
ペンネーム  服部昇大
(はっとり しょうた)
本名   ―
生年月日  1982年8月10日
血液型   ―
身長   ―
学歴   ―
出身  岡山県出身
デビュー作  未来は俺等の手の中〜J.P. STYLE GRAFFITI〜
(2004年「月刊少年ジャンプ増刊2004年WINTER号)」
主な作品
  • 東洋No.1スラッガー豪山
    (2005「月刊少年ジャンプ」)
  • マジカル極道あざみ
    (2006「月刊少年ジャンプ」)
  • 敏感!爆発エスパー 一条さん
    (2007「月刊少年ジャンプ」)
  • 魔法の料理 かおすキッチン
    (2007-2009「ジャンプスクエア」)
  • 少女きゅんきゅん
    (2010「ジャンプスクエア」)
  • ダークアクト
    (2011「ジャンプスクエア」
  • 僕は妹を売らざるをえない。
    (2012「週刊ヤングジャンプ」)
  • GOD MANGAX
  • 今日のテラフォーマーズはお休みです。
    (2014「となりのヤングジャンプ」)
    ※【テラフォーマーズ】のスピンオフ作品
  • 日ペンの美子ちゃん
    (2017-)
    ※広告漫画(6代目)

【日ペンの美子ちゃん】
パロディ作品

  • 日ポン語ラップの美ー子ちゃん
備考
  •  好きなもの:厚揚げ、照英
    (「照英ウォッチャー」でもある)
  • 好きな漫画家:大和和紀、しらいしあい
  • 得意料理:チリビーンズ
  • イラストレーターとしてCDジャケットや雑誌のイラストを描いており、コラムや漫画レビューを連載するなど幅広く活動されている

※2017年12月現在

服部昇大先生の描く絵というのは、
ひと昔前の少女漫画のような絵柄が特徴的なので、

「名前が男性っぽいけど実は・・・女なの?」

と思っている方もいるのではないでしょうか?

ちなみにウィキペディアなどを見ても、
「男性」とは明記されていないので、

何気に気になっちゃいますよね^^;

そこで調べてみたのですが、

インタビュー記事などから見ても、
自分のことを「僕」と話していることから、

「服部昇大」という名前の通り、
男性で間違いなさそうです☆
(実際にネット上にUPされていた信ぴょう性のある画像も男性でした)

 

結婚はしているの?

また合わせて、
服部昇大先生がご結婚されているかどうか?

気になっている方もいらっしゃるようですが、

これについては、
調べてみたところ情報は見つかりませんでした。

年齢からみても、
ご結婚されても不思議ではありませんが・・・

この辺りについてはまた、
情報が入り次第追記しますね。

 

服部昇大先生は妹がいて、
その影響で、
「りぼん」「なかよし」「ちゃお」を読んではいたものの、

高校生になって、
1970年代から80年代の少女漫画を読むようになったそうです。

そうして2004年に手塚賞を準入選したことがキッカケで、
「ジャンプ」の漫画家としてデビューした服部昇大先生ですが、

ストーリー漫画を描いてはいたものの、
連載がとれず人気がなかなか出ませんでした。

そんな時、
編集者からギャグ漫画路線を勧められ、

それなら誰もやっていないことを・・・

ということで、
ご自分の作品に少女漫画テイストの絵柄を取り入れたところ、

これが読者に受けたことで、

服部昇大先生の代表作のひとつ、
【魔法の料理 かおすキッチン】の連載が決まったそうです。

服部昇大先生は漫画家として売れて注目されるまでの間、
色々と試行錯誤され苦労されてきたんですね。

その後に描いた作品ということで、
2011年に発表された【ダークアクト】や、

ダークアクト【電子書籍】[ 服部昇大 ]

2016年の時点での累計発行部数1600万部を突破した、
人気漫画の【テラフォーマーズ】という作品がありますが、
この作品のスピンオフというのが、
色んな漫画家先生によって描かれており、

その中のひとつに、
服部昇大先生が手がけた、
【今日のテラフォーマーズはお休みです。】という作品がありあす。

今日のテラフォーマーズはお休みです。(1) (ヤングジャンプコミックス) [ 服部昇大 ]

 

ところで服部昇大先生の代表作のひとつ、
【かおすキッチン】では、

服部昇大先生が大好きだという、
しらいしあい先生の要素が入っているのだとか・・・?

魔法の料理 かおすキッチン 1【電子書籍】[ 服部昇大 ]

しらいしあい先生といえば、
1970年代から80年代にかけて当時の漫画好きな女の子なら一度は、
しらいしあい先生の作品を目にしたことがあるのではないでしょうか?

筆者もその例外なく、
久々にしらいしあい先生の名前を見て、
とても懐かしく思いました(*^^*)

そんな世の女の子から多くの支持を得ていた、
しらいしあい先生でしたが、

服部昇大先生はその影響を強く受け、
絵柄を真似しただけでなく、

【かおすキッチン】のコミックスに至っては、
しらいしあい先生が当時描いていた雑誌、
「ひとみ」から刊行された単行本の装丁を真似したデザインにしてる、

というので、

どれだけしらいしあい先生をリスペクトしているんだと、
つい・・・ツッコミたくなりますね^^

 

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服部昇大はなぜ6代目美子ちゃんに抜擢されたのか?

ところで服部昇大先生は、
少女漫画風な絵柄ではありますが、

なぜ【日ペンの美子ちゃん】6代目として、
大抜擢されたのかというと、

服部昇大先生は数年前から、
日本語ラップの世界を面白く分かりやすいように漫画にした、
【日ポン語ラップの美ー子ちゃん】という作品を、
WEBなどで発表しているのですが、

これがなんと!
【日ペンの美子ちゃん】のパロディなんですww

日ポン語ラップの美ー子ちゃん
日本語ラップの世界を美ー子ちゃんが分かりやすく解説しています♪

 

そして美子ちゃんを勝手にパロって、
作品を描いていたことから、

始め本家の【日ペンの美子ちゃん】側から連絡があった時、
怒られるのではないかと服部昇大先生は思ったようですが、

むしろその反対で、

本家である学文社は美子ちゃんの復活を考えていて、
当初は漫画の担当を公募しようという話もあったのですが、

ネットで服部昇大先生が描いている、
「美ー子ちゃん」を見たことがキッカケで、

服部昇大先生にオファーが届いたそうです。

このパロディから本物になったことについて、
服部昇大先生ご自身がインタビューで話していましたが、

周囲から「クリカン現象」と言われたようです。

つまり・・・
ルパンの声が、
栗田貫一さんのモノマネから本物になったのと同じで、

美子ちゃんも、
服部昇大先生のパロディから本物になった、

ということと同じなんですねー!

しかも美子ちゃんというキャラは、
実に色んな方がパロっていますが、

その中でも服部昇大先生さんは、
美子ちゃんについてとても詳しく、
ただ真似をして描いているだけではないと、

美子ちゃん側の担当者が認めていることもあって、

このたび6代目として抜擢されました。

また同時に、
パロディでもあるラップの美-子ちゃんの方も、
6代目美子ちゃんに就任した後も描いていることから、

パロディとは言え、
本家から「公認」された作品、
と言っていいでしょうね^^

いづれ本家の美子ちゃんと、
ラッパーの美ー子ちゃんとのコラボ、
というのが見られるかもしれないですね^^

 

さてこれまで【日ペンの美子ちゃん】は服部昇大先生を含め、
6人の方が描いてこられてきましたが、

1990年代に入り、
字を習う人が減ったことから、

1999年の4代目をもって、
雑誌から【日ペンの美子ちゃん】の漫画が姿を消して、

その後何らかの形で復活してはいるものの、

完全復活には至っていなかったようです。

ところが近年、
電子メールなどに頼らない、
手書きの「美文字」がブームになったことから、

美子ちゃんの復活が本格的に動き出し、

今回6代目として、
美子ちゃんのパロディを描いていた、
服部昇大先生が選ばれたというわけです。

 

歴代の美子ちゃんは誰が描いていたの?

それでは最後に、
【日ペンの美子ちゃん】は代々、
どういった人が描いてきたのか?

簡単にまとめてみました。

  • 1代目:1972-1984
    矢吹れい子
    ※現PN:中山星香
  • 2代目:1977-1984
    森里真美
    ※現PN:聖原玲音
  • 3代目:1984-1987
    まつもとみな
    ※佐藤元
  • 4代目:1988-1999
    ひろかずみ
  • 5代目:2006-2007
    梅村ひろみ
  • 6代目:2017-
    服部昇大

と・・・
こういった方々が歴代「美子ちゃん」を描いていました。

 

皆さんはどの年代の美子ちゃんに、
思い出がありますか?

筆者は個人的に、
初代から3代目位までが印象に残っていますね。

ちなみに初代の矢吹れい子先生こと、
中山星香先生と、
2代目の森里真美先生こと、
聖原玲音先生とは、
なんと師弟関係なんですねー!

聖原玲音先生が中山星香先生のところでアシスタントをしていた、
ということから、

美子ちゃんの広告漫画の作画を担当されることになった、
という経緯があります。

また原案の担当というのも、
初代・2代目ともに、
飯塚よし照さんが行っていたので、

そう考えると確かに、
初代と2代目美子ちゃんは何となく雰囲気が似ている気がしますね。

なので特に初代・2代目の頃が一番馴染があった筆者としては、
3代目に変わったばかりの時・・・
絵柄にスゴク違和感があったことを何となく覚えています。

といいながらも、
3代目になってからもちゃっかり美子ちゃんは愛読していましたがw

そのうち、
漫画雑誌を買わなくなったこともあって、

自然と美子ちゃんを見かける機会がなくなってしまいました。

しかしこうして再び、
美子ちゃんの今を知ることが出来て良かったです^^

 

今回服部昇大先生を調べるとともに、
【日ペンの美子ちゃん】について簡単に調べてみましたが、

パソコンの普及によって直筆文字や手紙を書く人が少なくなり、
これによってボールペン習字の受講者が減ったことで、
広告漫画としての美子ちゃんは雑誌から姿を消していましたが、

時代が変わった今だからこそ、

雑誌にこだわらず、
TwitterなどのWEBを使うことで、
より多くの人に見てもらうことが出来るんですよね。

またスマホやPCが主流になったとはいえ、
字を書く機会が全くないわけでもありませんし、

こんな時代だからこそ、
今・・・直筆の文字が見直されています。

そんな時にWEB上で、
【日ペンの美子ちゃん】の広告漫画を見ることで、

直筆の文字をキレイに書くための方法のひとつとして、
ボールペン習字があるということは、

今の若い世代にとって、
逆に新鮮に思えるのかもしれません^^

そんな美子ちゃんが復活して、
ついにアニメになるというのですから、
これはぜひ見てみたいですね!

そして服部昇大先生いわく、
美子ちゃんの実写化も狙っているとか!?

実現すると面白そうですね♪

今後の【日ペンの美子ちゃん】がどうなるのか?
楽しみなのと同時に、

服部昇大先生の今後の活躍も、
応援したいと思います。

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