はるな檸檬はなぜ漫画家になったのか？
ところで、
元々は漫画家志望ではなかった、
はるな檸檬先生。
東村先生ははるな檸檬先生の将来を心配して、
とりあえずアシスタントを辞めさせることにして、
派遣の事務のOLとなり会社に務めることとなりました。
しかし、
絵を描きたいけど描けない・・・
そう思っていたはるな檸檬先生は、
派遣の契約が切れることをキッカケに、
失業保険を貰いながら漫画を描くことを決意します。
始めはイラストレーターになりたかったはるな檸檬先生ですが、
それで食べていくのは難しいと感じていたので、
もしかしたら漫画ならやれるかも？
そう思い描き始めたそうです。
最初は真面目なストーリーものを描いていたそうですが、
そこに登場した宝塚のドレスをみっちり書いたところ、
そこを東村先生の編集者に褒められ、
宝塚でエッセイ漫画を描けばいいのではないかと勧めたところ、
はるな檸檬先生は、
想像以上に質の高いギャグ漫画を描いてきたそうです！？
実ははるな檸檬先生自身、
真面目な方で自分から冗談を言うタイプではなかったことから、
東村先生もギャグ漫画としてのクオリティの高さに、
ビックリされたそうです。
そうして、
漫画の持ち込みも、
ましてや雑誌の受賞経験もないはるな檸檬先生は、
「MORNING.MANGA.COM」というWEB漫画でデビュー！
WEB漫画からデビューというのが、
イマドキな感じですねｗ
デビュー作の【ZUCCA×ZUCA （ヅッカヅカ）】は、
単行本化され、
そのプロデュースには東村先生が大きく関わってきました。
ＺＵＣＣＡ×ＺＵＣＡ（１） (モーニングコミックス)
ちなみにコチラの作品。
表紙の絵とは違い、
中身は緩い感じの絵で描かれた4コマ漫画なんです。
しかしその内容は・・・
宝塚だけでなく、
ジャニーズや声優などにハマったファンの心理が描かれており、
「共感できる！」と、
多くの人から支持されています！
はるな檸檬か宝塚にハマったキッカケとは？
さて宝塚ファンの日常を描いた、
【ZUCCA×ZUCA （ヅッカヅカ）】でデビューしたはるな檸檬先生。
ご本人も宝塚ファンであり、
そしてこの漫画は、
会社員だった経験も生かされて描いてあることから、
その内容は世の宝塚ファンの共感を得ており、
宝塚ファンでなくても、
「これってなんか分かる気がするｗｗ」
って思ってしまう内容となっていますね！
ところで、
はるな檸檬先生はなぜ宝塚にハマってしまったのでしょうか？
最初に東村先生が宝塚を観に行き、
こんな世界があるとは・・・
ということで衝撃を受けたことからDVDを買い、
そのDVDを職場で、
はるな檸檬先生らと見たそうですが・・・
（春野寿美礼 主演舞台【黒蜥蜴】）
それを見て、
最初乗り気でなかったはるな檸檬先生でしたが、
最後はボロボロ大泣きするくらいに感動されました。
そこからあっという間に、
宝塚にファンになったはるな檸檬先生！
舞台を生で観劇するくらいにハマってしまい、
OL時代に貯めたお金を全部遣ってしまったそうです。
しかし貯金がゼロになりお金がなくなってしまったことで、
はるな檸檬先生はどうしても漫画を描いて、
お金を稼がなくてはならなくなりました。
お金がなければ暮らしていけないどころか、
はるな檸檬先生にしてみれば、
宝塚を観に行く事も出来ないわけだから・・・
どうにか漫画家で成功しなくてはという気持ちで、
必死になったことと思います＾＾
さてそんなはるな檸檬先生は、
普段はゆるい感じの絵で漫画を描いていますが、
かつては絵画教室に通い、
美大を卒業されていることから、
本当に絵の上手な方なんですよね！？
2012年に池田理代子先生の【ベルサイユのばら】の展覧会で、
「オスカルの肖像」というテーマの特別展示で、
40名の内のひとりとして参加したり、
青池保子先生の漫画【エロイカより愛をこめて】、
「35周年メモリアルブック」のトリビュートイラストを描くなど、
大御所漫画の作品に関わった仕事もされています！
エロイカより愛をこめて35周年メモリアルブック
コチラにはるな檸檬先生が寄稿されているということなので、
ぜひ見てみたいですね＾＾
そんなはるな檸檬先生ですが、
最近の作品は、
【タクマとハナコ】
コチラも宝塚ファンにちなんだ話のようですよ？
タクマとハナコ（1） ある日、夫がヅカヲタに！？ [ はるな檸檬 ]
この作品は現在も連載中ということですが、
夫が宝塚にハマっていく？？？
うーん。
何やら・・・気になる☆
面白そうですよ＾＾
コチラの作品も要チェックですね！
今回ははるな檸檬先生について調べてみましたが、
最新作も面白そうですし、
【ZUCCA×ZUCA （ヅッカヅカ）】については、
検索するとWEBでも読めるので、
じっくり読んでみたいと思います＾＾
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